ホームページで集客を行う際、切っても切れないのが「SEO対策」です。SEO対策は検索上位にホームページを表示させるための施策で、検索上位に表示されるとクリック率が高くなり、サイトへの訪問者が増加します。ただ「難しそう」「何からやるべきか分からない」という感想を持つ人も多いでしょう。
SEO対策には、主に内部対策と外部対策があります。これらを的確に実施していくことで、検索上位になる可能性が高まります。本記事では、ホームページのSEO対策についてご紹介します。
株式会社シフトでは、ホームページの作成から集客施策までをワンストップで提供できるサービスを提供しています。SEO対策はもちろんWeb広告や現状サイトの分析も行っていますので、まずは悩みをお聞かせください。
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目次
そもそもSEO対策とは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」を意味します。SEO対策とは、検索エンジン最適化を行うためのさまざまな施策のことで、対策を行うことによって、ホームページを検索上位に表示させられるようになります。
Google検索のクリック率調査は複数ありますが、いずれの調査でも下位になるほどクリック率は低くなり、2ページ目になると、ほぼクリックされないことが分かっています。
この結果は、検索上位に表示されるほど、ホームページへのアクセス数が上がることを示しています。アクセスの絶対数が増えれば、そこから商品やサービスの購入につなげることも可能です。
SEO対策はGoogleへの対策
SEO対策は検索エンジン最適化ですが、ほぼ「Google対策」といっても過言ではありません。世界のブラウザシェアを調べられる「StatCounter」によると、Googleの日本でのブラウザシェアはデスクトップで65.2%、モバイルは85.02%と圧倒的シェアを誇っています(2024年6月時点)。
またデスクトップ、モバイル共に1割程度のシェアがある「Yahoo!」も、検索のアルゴリズムはGoogleのものを使用しています。そのため、SEO対策はGoogleの対策をしておけば問題ないでしょう。
SEO対策の効果
SEO対策の効果は、検索上位に表示される可能性がアップすることです。SEO Clarityの2021年11月のデータによると、検索1位となったホームページへのクリック率は13.94%、4位が3.91%と、クリック率に3.5倍の差があることが分かります。
ホームページは世界で19億、アクティブなものだけでも5億あるとされています。どんなにホームページで良い商品やサービスを提供していても、気付かれなければ購入してもらえません。自社のホームページを見つけてもらい、購入につなげるには、SEO対策で検索上位に表示されるようになることです。
検索順位決定の仕組み
検索順位は、以下のような仕組みで決まります。
- クローラーがWeb上を巡回して、ホームページを検知・調査
- クローラーが集めた情報をデータベースにインデックス
- インデックスされたホームページをアルゴリズムに沿ってランキング
クロールでサイトを見つけて、インデックスで整理して、アルゴリズムで順位決定というのがGoogle検索の大まかな流れです。
次に、検索において重要な役割を果たしている「クローラー」「インデックス」「ランキング」について、ご説明します。
クロール
クロールとは、クローラーと呼ばれるロボットがインターネット上を巡回し、ホームページの情報を調査することです。世界では毎日数多くのホームページが誕生しているため、クローラーはそれらを探して検索結果に反映させます。
GoogleのクローラーであるGooglebotは、基本的に何もしなくてもホームページを発見してくれますが、発見に時間がかかることがあります。探しやすいように構造を整えたり、クロールリクエストをしたりして早めに見つけてもらうことが大切です。
インデックス
Googleのデータベースにホームページの情報が登録されることを「インデックス」といいます。検索結果に表示されるには、まずホームページがインデックスされる必要があります。
基本的にクローラーに発見されたホームページはインデックスされますが、クロールが発見しにくいとインデックスに時間がかかります。またクローラーが間違った情報をインデックスしてしまうと、正しい結果が反映されない場合もあるため、意図した内容でインデックスされるようにすることが重要です。
ランキング
ランキングは、Googleが検索順位を決定することです。インデックスされたホームページをアルゴリズムに基づいて精査し、アルゴリズムを的確にクリアしているページを上位に表示する仕組みになっています。
アルゴリズムは常に細かい調整が行われていて、時代の流れに応じた大型アップデートも何度もされています。アルゴリズムの詳細は公表されていませんが、基本的には「ユーザーに有益であるか」が中心に据えられています。
どうすれば上位表示されるのか?
では、どうすれば自社のホームページを上位表示させられるのでしょうか。Googleでは、
- 検索意図の理解
- キーワードとコンテンツの関連性
- コンテンツの質
- ユーザビリティ
- ユーザーの状況・環境への考慮
上記5つに基づいて、検索順位を決定しているとしています。
検索意図の理解
検索意図の理解とは「ユーザーが検索によって何をしたいのか」を理解することです。ユーザーが検索した意図を正しく理解し、意図に合わせた情報提供を行えていることが、検索上位の条件となります。
検索意図を理解するには、サジェストワードが便利です。サジェストを知ることによって、ユーザーの求めている情報が分かりやすくなります。
例えば「姫路城」と検索すると「誰が建てた」「世界遺産」などのサジェストが出てきます。これらは「姫路城を知りたい」という検索意図です。また「アクセス」「所要時間」などのサジェストからは「姫路城に行きたい」という意図が見て取れます。
「何を検索したか」ではなく「なぜ検索したか」を考えることが重要です。
キーワードとコンテンツの関連性
キーワードとコンテンツの関連性とは「ページ内容がコンテンツと関連しているか」です。タイトル、見出し、本文にキーワードが含まれていることが基本になりますが、他の条件である「検索意図の理解」や「コンテンツの質」なども考慮されるため、ただキーワードをたくさん並べただけの記事は、検索上位に表示されません。画像や動画といった、テキスト以外のコンテンツも精査して、関連性を調査します。
コンテンツの質
Googleでは「システムは、関連性のあるコンテンツを特定した後、最も役立ちそうなコンテンツを優先しようとする」としています。これは「検索意図を最もよく理解したページ」を意味します。
Googleは「ホームページの信頼性」を重視しており、キーワードを繰り返しただけのページや外部リンクを自作自演しているページなどは排除される仕組みになっています。逆に著名なホームページから自社コンテンツへの言及やリンクがあれば、そのページは信頼性が高いと判断され、検索順位が上がります。
ユーザビリティ
ユーザビリティは「ユーザーの利便性の良さ」を評価する内容です。表示スピードやサイトの見やすさなどが評価対象になります。
特にGoogleではモバイルフレンドリーに力を入れており、スマートフォンやタブレットなどのデバイスでもレイアウトが崩れないレスポンシブ対応のホームページは評価が高いとされています。
ユーザーの状況・環境への考慮
Googleでは、ユーザーの状況や環境を考えた検索結果を提供します。具体的には、ユーザーの現在地や過去の検索履歴を考慮して、ユーザーに合うと思われる情報が上位表示されるようになっています。
例えば「近くのガソリンスタンド」と検索すると、現在地の周辺にあるガソリンスタンドを表示できます。また、閲覧履歴やSNSの投稿、Googleサービスの利用履歴などから、ユーザーが興味のあることや検索意図を判断し、最適なホームページを導き出します。
SEO対策の2つの方法
SEO対策は主に「内部対策」と「外部対策」の2つがあります。内部対策とは、自社ホームページ内で行う対策、外部対策は自社ホームページの外で行う対策です。ここでは、内部対策と外部対策について、簡単にご説明します。
1. 内部対策
内部対策とは、自社ホームページの内部で行うSEO対策を言います。内部対策として代表的なものが「テクニカルSEO」と「コンテンツSEO」です。
テクニカルSEOは、先述したクロールやインデックスが正しくされるように行う、検索エンジン向けの施策で、主にサイト構築時に行います。一方、コンテンツSEOは、ユーザー向けに質の良いコンテンツを継続して提供し続けるSEOのことで、ホームページ構築後に行う施策です。
2. 外部対策
外部対策は、自社ホームページの外で行うSEO対策を言います。他のホームページからの被リンクや、自社ホームページへの言及をしてもらうことで検索順位を上げる方法です。先述した「コンテンツの質」への対策を行います。
ホームページのSEO対策方法【内部対策】
先述したように、SEO対策には内部対策と外部対策があり、さらに内部対策は、テクニカルSEOとコンテンツSEOに分けられます。ここでは、内部対策についてより詳しく解説します。
1. テクニカルSEO
テクニカルSEOとは、Google側にホームページの正確な情報を提供するためのSEO対策です。基本的にはサイトの構成を分かりやすく整理して、クローラーが読み取りやすい施策を行います。Googleにホームページの情報が正確に伝わることで、正しくインデックスされ、検索上位に表示されやすくなります。
クローラー向けの対策
クローラー向けの対策は、テクニカルSEOの基本です。「検索順位決定の仕組み」で記載したように、検索エンジンは、まずクローラーがホームページを見つけることで、検索結果を表示します。クローラーに見つけてもらわなければ、ホームページは表示されません。
クローラー向けの対策では、構成の最適化や内部リンクの整備、サイトマップの作成を行います。
サイト構成の最適化
クローラー対策では、まずサイト構造を見直しましょう。シンプルな構成になっているホームページの方がクローラーは見つけやすく、逆に深い階層にあるページは重要度が低いと判断してしまいます。ユーザーも階層が深くない方が、情報を見つけやすくなります。パンくずリストを表示して、ユーザーの居場所を分かりやすくすることでも、ユーザビリティは上がります。トップページから2クリック以内で、すべてのページに行ける構成が理想です。
またサイトの構成だけでなく、画像や動画といったコンテンツを最適化することも重要です。画像や動画はデータが重いと表示速度の低下につながります。最適化してデータを軽くすることで、表示速度がアップしてホームページの評価が上がります。
内部リンクの整備
内部リンクを整備することも、クローラー対策に有効です。リンク切れをなくすのはもちろん、関連するページ同士をリンクでつなぎましょう。クローラーはリンクをたどってホームページの検知を行っているため、他ページとつながっていないページは発見されない可能性があります。
なお、アンカーテキスト(リンクを貼る文字列)は、シンプルで分かりやすい記載にしましょう。リンク先の内容が分かりやすいテキストは、ユーザビリティが高く、Googleの評価も上がるとされています。
また内部リンクではURLも重要です。日本語やローマ字のURLは使用せず、英語で表記しましょう。GoogleはURLを「英語」と認識しているため、日本語やローマ字だとクローラーが内容を正しく把握できない可能性があります。
サイトマップの生成
サイトマップの作成も、クローラー対策に効果があります。サイトマップは、ページ一覧をテキストで表示し、リンクを貼ったものです。サイトマップがあると、クローラーがサイトの内容を理解しやすくなりますし、ユーザーも一足飛びで目的のページに行けます。特にページの数が膨大で、全体を把握しにくいホームページでは、サイトマップがあると便利です。
サイトマップは、無料のツールなどでも作成できます。
インデックス向けの対策
クローラーで検知されたホームページは、インデックスされて検索結果に表示されるようになります。そのため、インデックス向けにも対策を行う必要があります。
インデックス向け対策としては、メタ要素や見出しの適切な設定、重複しているページの削除などの施策が有効です。インデックス向けの対策は、ホームページの内容が正しくデータベースに保管されるようにするのが目的です。特に、各ページが決められた文書構造になっていることが大切です。
適切なメタ要素(title、description等)の設定
インデックス向けの対策は、適切なメタ要素の設定が重要です。これらはクローラーにページの内容を伝える重要な要素なので、キーワードを含めて分かりやすく記載しましょう。
特に「title(タイトル)」「description(ディスクリプション)」は重要です。タイトルは、ぱっと読んですぐに記事の内容が理解できる内容が好ましいです。タイトルの頭にキーワードを配置すると、ユーザーからも情報が分かりやすくなります。そのページを見ることで、ユーザーにどんなメリットがあるのか、ニーズを考えながら、惹きつけるタイトルを考えましょう。
ディスクリプションは、ページの内容を要約したものです。ディスクリプションからクローラーが内容を把握することもあります。また、簡単なページの内容がわかることで、読者がクリックする可能性も上がります。
適切な見出しの設定
適切な見出しを設定すると、インデックス向けの対策になります。見出しの設定にはhタグが使われ、h2からh6まであります(h1はタイトル)。hタグは数字の小さいものから入れ子にして使用するのが適切で、数字が飛んだり、大きい数字から入れ子になったりすると、正しくインデックスされなくなります。
例えば、h2の見出しの中に、さらに小さな見出しを作りたい場合はh3を利用し、h3の中にもさらに見出しを作りたい場合はh4を利用するのが適切です。h3の見出しの中にh2ができたり、h2の中に作った見出しがh3を飛ばしてh4になったりするのは適切ではありません。
また、見出しには不自然にならないようにキーワードを盛り込む、長すぎる見出しにならないようにするなどの工夫も、正確なインデックスの助けになります。
重複しているページがないか
インデックス向けの対策では、重複したページがないかもチェックしましょう。重複したページはコピーコンテンツとみなされて、評価が下がる一因になります。一般的には6割程度内容が同じだと、コピーコンテンツと判断されてしまうようです。
コピペチェックツールなどを利用して、重複している内容がないか、確認しましょう。
構造化データの実装
構造化データの実装も、インデックス向け対策で有効とされています。構造化データとは、HTMLを利用し、文字列を情報として認識させる方法です。ページに記載されている文字列は、クローラーにとっては基本的に「ただの文字列」です。しかしHTMLで「企業名」「所在地」と認識させると、文字列ではなく「情報」になります。
クローラーに情報を与えることで、よりホームページの内容が理解され、正確なインデックスができるようになります。
インデックスされているかの確認
ページがインデックス状況は、Googleサーチコンソールで確認できます。サーチコンソールの「インデックス作成レポート」では、インデックスの状況だけでなく、インデックスされなかった理由も分かります。インデックスされなかった理由を解消して、再度クロールをリクエストしましょう。
なお、インデックスされない理由の多くは「コンテンツが低品質であること」です。
2. コンテンツSEO
コンテンツSEOとはユーザーにとって有益な情報を発信し続けることで、アクセスを増やす方法です。即効性はありませんが、中長期的にアクセス数を獲得できます。
ただし質の高い発信を継続していく必要があるため、一定以上の質を担保できるスキルが必要です。
キーワードの選定
コンテンツSEOでは、キーワードを選定し、キーワードに即したコンテンツを作成します。キーワードとコンテンツの内容が一致しているページは質が高いと評価され、検索上位に表示される可能性が高まります。
キーワードは、ユーザーのニーズから考えていきます。ニーズに対して適切なキーワードを設定しましょう。
なお、コンテンツ内にキーワードを盛り込む際には、不自然な表現にならない程度に盛り込みます。また一部にキーワードを集中させるのではなく、全体にキーワードが散るように工夫しましょう。
上位サイトの調査
コンテンツSEOでは、上位表示されているホームページを調査しましょう。上位表示されているということは、質が高いとGoogleが認めた記事です。それらの記事に含まれている情報にプラスして、不足している情報や自社のみが提供できる情報などを加えてコンテンツを作成しましょう。
構成案を作成する
コンテンツを作成する際は、タイトルと見出しのみの構成案を作成すると質が高まります。なぜなら、見出しはそのままコンテンツの質となるためです。実際のコンテンツにする前に、構成のみでじっくり検討する必要があります。
タイトルや見出しは「ユーザーの分かりやすさ」が非常に大切です。ページの内容と合致するタイトル、見ただけで書いてあることが分かる見出しを心がけましょう。
E-E-A-Tを意識した文章の作成
コンテンツSEOでは「E-E-A-T」を意識しましょう。E-E-A-Tとは、
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trust Worthiness(信頼性)
上記4つのことです。これらは「実体験があるか」「専門性の高い内容か」「権威性を示しているか」「信頼できる情報か」という、Googleのコンテンツ評価基準を表しています。
ユーザーが求めている情報は「本当だと信頼できる情報」です。そうした情報を得るには、信頼できる人物が、信頼できる知識を発信していることが前提となります。自社に知識がなければ、専門家にインタビューをしたり、監修をお願いしたりする方法もあります。
ホームページのSEO対策方法【外部対策】
外部対策は、自社のホームページの外で行うSEO対策です。自社でのコントロールが難しい部分ではありますが、第三者による評価としてSEO対策では大きく評価を上げるポイントになっています。ここからは、外部対策の詳細についてご紹介します。
被リンクの獲得
被リンクを多く獲得すると、検索上位に表示される可能性が高まります。被リンクとは他のホームページから、自社のホームページにリンクを貼ってもらうことです。
ただし、被リンクは数が多ければ良いわけではありません。被リンクで評価されるのは、リンク数ではなく「ドメイン数」です。つまり同じドメインのサイトから何度もリンクを貼られるよりも、ドメインが違う別々のサイトからリンクを貼られた方がSEO効果は高くなります。リンク元との関係性やリンク元のコンテンツの質なども評価の対象です。また著名人からのリンクは、評価が一気に高まります。
サイテーションの獲得
外部対策では、サイテーションの獲得も効果的です。サイテーションとは、他のホームページら名前などを出されて自社が言及されることです。例えば「〇〇市の〇〇というお店が良かった」などは、SNSでよく話題にされる内容でしょう。このような言及があると、言及されたホームページの評価が上がります。
サイテーションのメリットは、ハードルが低いことです。被リンクは必要なく、テキストのみの言及で検索順位を上げられる可能性が高まります。
外部対策では拡散の仕掛けが重要
外部対策は、自社の力だけでは不可能です。そのためユーザーの目に触れやすい仕掛けを作り、被リンクや言及を増やす必要があります。特にSNSは拡散力が高いため、積極的に利用しましょう。SNSボタンをページ内部に設置しておくと、ユーザーも拡散がしやすいです。
質の高いコンテンツを発信しつつ認知が高まれば、E-E-A-Tも高まって、より人を集められるホームページになります。
SEO対策も含めたホームページへのWeb集客方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。気になる方はぜひ御覧ください。
SEO対策の重要ポイント
内部対策、外部対策などSEO対策にはさまざまな施策がありますが、施策を実行する前にSEO対策について知っておくべきポイントがいくつかあります。ここからはSEO対策の重要ポイントをご紹介します。
費用対効果が良い
SEO対策は、費用対効果が良いとされています。Web広告も集客には効果的ですが、効果は一時的であることが多いです。加えて、クリック数が増えるほど費用がかかる仕組みになっているため、集客効果が上がるほど費用が嵩みます。
一方、自社で内部対策・外部対策を行う場合、SEO対策にかかる費用は、インフラの維持管理費だけです。しかも一度上位表示されれば、その状態を維持できるため、SEO対策の効果も継続します。やり方によってはWeb広告を導入するより、はるかにコストパフォーマンスの高い施策です。
効果が出るまでに時間がかかる
SEO対策は、効果が出るまでに時間がかかり、即効性はありません。効果を感じるまでは、早くても3ヶ月~4か月程度、長い場合は1年以上かかることもあります。
もし即効性を求めるのなら、SEO対策よりもWeb広告の方が効果的でしょう。
キーワードの選定が大事
SEO対策では、キーワードの選定が大切です。検索最適化を意味するSEOは、ユーザーの検索が元になっています。そのため、ユーザー目線に立ち、ユーザーが検索しそうなキーワードや集客につながるようなキーワードを考えましょう。
キーワードによっては、競合が多い場合もあります。こうしたキーワードの場合、すでに信頼性の高い企業のホームページが検索上位になっていることが多く、そこに参入して勝つのは至難の業です。かといって、あまりに検索が少ないキーワードでは、集客が行えません。検索数はあるのに、ユーザーの求めている情報がないキーワードが狙い目です。
専門知識が必要
SEO対策には専門知識が必要です。特に内部構造の調整やレスポンシブ対応などは、知識がなければ対応が難しい施策です。もし社内にSEO対策の知識を持っている人材がいないのであれば、外注も考えましょう。
SEO対策を外部委託したい方へ
SEO対策は、やれば必ず上位表示されるわけではありません。Googleのアルゴリズムは日々進化しているため、それに細かく対応していくのは労力もコストもかかります。マンパワー不足でSEO対策に手が回らない、SEO対策をしたいけれど知識を持った人材がいないなどの問題点もあるでしょう。
そうした場合には、株式会社シフトにお任せください。SEO対策も含めたご提案をいたします。
ホームページ制作からSEO対策までをワンストップでサポート
株式会社シフトでは、ホームページの制作からSEO対策まで対応しております。SEO対策はもちろん、即効性の高いWeb広告の運用代行も可能です。
「SEO対策したいがどこから手をつけていいかわからない」、「うちのホームページをSEO対策すべきか判断できない」という方には、現状調査を行ってSEO対策すべきか、する場合はどのように実行していくかなどの戦略立案をご支援いたします。SEO対策やWebマーケティングに課題がある方はお気軽にご相談ください。
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まとめ
SEO対策を的確に行うことで、検索上位に表示され、集客につながります。施策が難しいものもありますが「ユーザー目線になったコンテンツ」を発信していくことで、自然と検索順位は上がります。Googleは「ユーザーの利益」を何よりも優先しているため、SEO対策の際は「ユーザーにとって有益か」を常に考えましょう。