リスティング広告のキーワードの選定方法について

2018/07/02(最終更新日:2022/04/05)

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リスティング,キーワード,選定

こんにちは、株式会社シフト アドマネージャー『H.S』です!

本日は『リスティング広告』の「キーワード選定」についてご紹介させていただきます。

◆テーマ:『リスティング広告の検索キーワードの決め方』

1.「リスティング広告 キーワード選定の重要性」

2.「ツールを使用したキーワードの取得方法」

3.「キーワード候補を拡張していく手法について」

4.まとめ

1、『リスティング広告 キーワード選定の重要性』

リスティング広告で一番重要なのは「キーワードの選定」と言っても過言ではないです。

リスティング広告には「キーワード」「広告文」「ターゲットする「ユーザー」「デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)」などいくつか

設定する箇所があるものの一番核となる部分は「キーワード」が軸になると考えてもらっても問題ありません。

「広告文」に関しては、「キーワード」を盛り込むことで「品質ランク」が上がります。

「品質ランク」が上がれば広告にかける費用を抑えられます。言い換えれば、「費用対効果」が高い広告が作成が可能となっております。

自社の商品を促進するキーワードを中心にキーワード選定を考えがちですが、検索を行うのは「ユーザー」です。

「商品」を促進するのも重要ですがその商品を「ユーザー」がどのようなキーワードで検索しているのかという「ユーザー目線」を取り入れることも

重要となってきます。

例えば弊社の商品でもある「商用CMS」。

「商用CMS」というキーワードは「CMS」を知っているユーザーであれば検索画面において「CMS」というキーワードで検索するかもしれません。

しかし世間一般的には、「CMS」というキーワードは「パソコン」「スマートフォン」と比較すると認知されにくいキーワードかもしれません。

なので、「CMS」と親しいキーワードを探していく必要があります。「CMS」は「ホームページ」「サイト」を作成するのに、必要なものです。

ここから「ホームページ」「サイト」は「CMS」に親しいキーワードと言えます。

「ホームページ」「サイト」もキーワードとして盛り込み、リスティング広告を出稿していきよりユーザーが検索しそうなキーワードを盛り込んでいくことで

お問い合わせなど獲得などに結びつけていくのに重要なものとなります。

「CMS」というキーワードから広げていくことでよりお問い合わせ数を増やすことが可能になります。

やみくもにキーワードを探していくのではなく、ユーザーがよく検索しているキーワードや検索数が多いキーワードを選定していくことで

広告が表示される機会も増えますし、広告がクリックされる割合も増えて参ります。


リスティング広告を出稿する際に重要なのが「キーワードの選定」です。

リスティング広告には設定する箇所が多いですが、「キーワードの選定」をきちんと行っていれば広告自体の費用対効果も上がります。

自社の商材や商品、サービスを全面に打ち出して広告を出稿しがちですが、あくまでも検索するのは「ユーザー」です。

「ユーザー目線」を忘れずに、どんなキーワードで「ユーザー」が検索しているかを把握することも大切です。

「商材」「商品名」だけではなく、その商品に親しいキーワードを盛り込んで出稿することも必要です。

親しいキーワードで出稿することで、広告の表示回数が増えクリック数も増加します。

クリック数が増えることでお問い合わせなどのゴール(コンバージョン)が増える可能性も増えることにつなげれらます。

むやみにキーワードを選定するのではなく、ユーザーが検索している回数が多いものを調査かけてキーワード選定をおこなっていくことが重要となります。

次は「ツールを使用したキーワードの取得方法」について、ご紹介いたします。


2、「ツールを使用したキーワードの取得方法」

キーワード選定には、ツールを使用した方がより精度や確度の高いキーワード選定が可能になります。

キーワードの選定ツールとして有名なものは、Googleの「Google広告 キーワードプランナー」です。

ほとんどのリスティング業者や代理店が使用しているかと思います。

「Google広告 キーワードプランナー」の良い点は、Webサイトを読み込んでページに適したキーワード選定を行ったり

「CMS」を「ホームページ」などといったキーワードを探してくれたりと非常に重宝するツールです。

WebサイトのURLやキーワードを入力すると「検索ボリューム」や「競合他社が広告出稿しているか」「どのくらいの費用で広告出稿が可能か」などといったデータが一覧で取得することが可能です。

取得したデータからキーワードを選定する際には、下記の3つの情報からキーワードを選定すると「商材」をアピールしながらも

「ユーザー」が検索しているキーワードを選択することが可能です。

【1.月間平均検索ボリューム】

月間平均検索ボリュームは、調査したキーワードが月間でどれだけ検索されたかを示す数値です。

高ければ高いほど、検索されている回数が多く狙い目でありますが、商材やサービス自体を検索しているユーザーよりかは

調査段階というケースも含まれているのでお問い合わせにつながりにくいケースでもあります。

【2.競合性】

競合性はキーワードに対して、競合他社が広告出稿を行っているものになります。

「高」「中」「小」があり、「高」に近づくほど、競合他社がそのキーワードで出稿しているということになります。

「高」は、出稿しても競合他社が多いですが運用していく上で軌道修正を行うことでクリックされる広告にもなりえます。

競合が多いから出稿しないのではなく、あくまでもここではキーワードを増やしていったり膨らませていくことを考慮した方が良いかと思います。

【3.ページ上部に掲載された入札単価(定額帯/高額帯)】

調査したキーワードでページの上部と下部に表示された際の金額となっております。

この金額をもとにキーワード毎の単価の想定費用を算出することができます。

1~3を考慮していきながらキーワードと親しいものを選択していく必要があります。

「月間平均検索ボリューム」が多すぎると、「商品」「サービス」を直接的に求めているユーザーではなく調査しているユーザーの可能性が高く、

検索ボリュームが少なすぎると検索自体が行われない可能性があります。

「競合性」に関しては、「競合性」単体で見るのではなく「ページ上部に掲載された入札単価」も合わせて見た方が良いと思います

「競合性:高」かつ「ページ上部に掲載された入札単価:高額」の場合は、競合他社が多い上に単価も高いので費用がすぐに消費される可能性が高いです。

これらの点を考慮して、キーワードを考慮していく必要があります。


「ツールを使用したキーワードの取得方法」としては、Google広告による「Google広告 キーワードプランナー」が有名です。

「キーワードプランナー」は、WebサイトのURLやキーワードを読み込んで広告出稿に適したキーワードを選定してくれます。

取得可能なデータとしては、「月間平均検索ボリューム」「競合性」「ページ上部に掲載された入札単価(定額帯/高額帯)」となっております。

取得可能なデータを考慮しながら、キーワードを選定を行っていく必要があります。

「キーワードプランナー」は、ツールとしては非常に精度が高いものではありますがそれだけでは限界がある部分もございます。

次に、「キーワード候補を拡張」していく手法をご案内いたします。


■「キーワード候補を拡張」していく手法について

・キーワードプランナーで決めたベースとなるキーワードを決定し、そこから検索キーワードを探す

キーワードプランナーで決めたキーワードは、

「検索ボリューム」「競合性」「ページ上部入札単価」などの値に基づいてキーワード選定を行っているので

これらのキーワードは「ベース」となるキーワードになりえます。

このベースのキーワードをもとに親しいキーワードともう言える「拡張キーワード」を見つけていく必要があります。

キーワードプランナーでは、取得出来なかったキーワードを探していきます。

検索方法として、ベースのキーワードをもとに同音異議語や類義語、派生語などを探していく必要があります。

自社名であれば、カタカナ表記だけではなく英語表記での出稿、商品やサービス名であればその商品の言い直したものなども有効的です。

キーワードを拡張していくことで、思いがけないキーワードを発見できたりします。

そのキーワードでのコンバージョンが獲得できたりするので、拡張キーワードは重要になります。


キーワードプランナーで決めたベースキーワードをもとに、拡張キーワードを探していきキーワードの候補を増やしていくことが重要です。

同音異義語、類義語、派生ワードなどで探していき、ベースキーワードから離れすぎず意味が通るものを選択していく必要があります。

思いがけないキーワードでコンバージョンしたり、それがきっかけでコンバージョン数の増加などにもつなげられます。


まとめ

1.「リスティング広告 キーワード選定の重要性」

2.「ツールを使用したキーワードの取得方法」

3.「キーワード候補を拡張していく手法について」

本日のブログで、『リスティング広告のキーワードの選定』について理解が深められば幸いです。

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この記事を書いた人

マーケター A.A
上級ウェブ解析士をはじめ、ウェブマーケティングに関する資格を多数保有。確かな分析スキルでポータルサイトやECサイト、リスティング広告の効果測定まで、幅広い案件を行う。

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