『リスティング広告』の費用対効果について
2018/06/12(最終更新日:2022/04/01)
こんにちは、株式会社シフト データアナリスト担当『H』です!
本日のブログでは『リスティング広告』の費用対効果についてご紹介させていただけばと思います。
◆テーマ:『リスティング広告』の費用対効果について
1.『リスティング広告』の費用対効果について
2.『リスティング広告』の費用対効果を高める方法
3.『リスティング広告』以外で費用対効果を高める方法
4.まとめ
1、『リスティング広告』の費用対効果について
『リスティング広告』での費用対効果は「ROAS」で成果の割合を判断します。
ROAS(%)=売上高÷広告費×100
ある商品を「広告掲載」したと仮定します。
¥30,000の商品に広告費に¥29,000かけていたものは利益は1,000円ですが、
広告費を10,000にすれば利益は20,000円になります。
利益に関しては、20倍になりました。
これは、費用対効果が高くなったと考えられます。
広告掲載費用を削減して、商品やサービスのコンバージョン数を増加させられることが
『リスティング広告』において費用対効果が高いと言えます。
『リスティング広告』の費用対効果は「ROAS」というキーワードで計ることができます。
無駄な「広告費」を減らし、コンバージョン数が増えれば費用対効果が上がります。
『リスティング広告』を行う上で商品やサービスの費用対効果は重要です。
どのようにしたら、費用対効果を高めることができるのでしょうか。
次に『リスティング広告』の費用対効果を高める方法をご紹介させていただきます。
2、『リスティング広告』の費用対効果を高める方法
【1.自社指名キーワードを登録していく】
自社指名キーワードは、「会社名」「製品名」「自社サイト名」「代表者名」「アドレス」「電話番号」が当てはまります。
固有のキーワードとなるため、キーワードの単価が安価なものが多いです。
安価なのでクリック数が増えたとしてそれほど大きな金額にならないので自社指名キーワードを追加しておくと費用対効果は高めることができます。
【2.スマートフォン向けの掲載を考慮する】
近年、スマートフォンがパソコンを所有率を超えるという報道がされました。
特に若い人は、スマートフォンのみ所有しているという人たちが増えてきています。
安易にスマートフォンにも「広告」を配信して行うという考えは若干危険があります。
商品やサービスにもよりますが、ビジネス上で検索する際はスマートフォンよりパソコンの方が検索が多いと考えられます。
BtoBの商品の際、検索するユーザーはパソコンの方が多いと言えます。
職場で会社に関するものを検索する機会ではパソコンで調べるユーザーの方が多いです。
商品やサービスがBtoB向けのものであれば、スマートフォン版の掲載を停止しパソコンに予算を割くなどすることで
費用対効果が高めることができます。
【3.完全一致を利用する】
部分一致などでは、キーワードからかけ離れたキーワードもクリックされて無駄な費用がかかってきてしまいます。
完全一致のみにして「広告」を配信していくのも費用対効果の面では有効です。
全てのキーワードを完全一致にするのではなく、メインのものは完全一致でそれ以外は部分一致にするなど分けていく方が良いです。
検索語句なども見ながら、かけ離れたキーワードに関して除外キーワードに加えて無駄なクリックを減らしていく必要があります。
【4.除外キーワード設定を細かく行う】
除外キーワードの設定は、『リスティング広告』を行う上で基本となるものです。
面倒になってやらなくなると、関連性のないキーワードで無駄なクリックをされてしまいます。
数日もしくは何週間毎でも良いので、除外キーワードの設定を行った方が良いです。
少しづつやっていけば、無駄な費用は削減できます。
【5.時間帯や曜日によって広告の表示/非表示】
商品やサービスによっては、時間帯や曜日によってはほとんどコンバージョンされない時間や曜日があります。
「広告掲載開始」から現状までの期間で、コンバージョンされていない時間や曜日があれば
表示させないようにするのも費用対効果が高められる一つの要因になります。
『リスティング広告』の費用対効果を高める方法は、
キーワードを追加もありますがほとんどが削除や非表示していく作業が多いです。
むやみにやるのではなく、全期間の実績を確認した上で対応していくのが良いと思います。
今までは『リスティング広告』でできる費用対効果でしたが、
次は『リスティング広告』以外でできる費用対効果をご紹介させていただきます。
3、『リスティング広告』以外でできる費用対効果
【ランディングページの改善】
ランディングページとは、「リスティング広告」などの広告のリンクからくる遷移先のページです。
広告から来るものは、ランディングページに設定います。
「リスティング広告」でのランディングページは、キーワードを検索して流入しているユーザーなので
キーワードを盛り込んだコンテンツやランディングページと出稿キーワードを一致させていくと効果がでます。
目的によってもランディングページの特徴も変わってきます。
ランディングページを内容の改善、ページスピードの改善、デザインの改善を行うことでコンバージョンは変わってきます。
コンバージョン率が1%改善するだけで、費用対効果は変わってきます。
出稿キーワード毎にランディングページを作成しているケースもあります。
『リスティング広告』以外でできる費用対効果としては、ランディングページの改善です。
内容、画像、スピードなどは関係部署と連携して、何度も「直帰率」や「コンバージョン」などデータを把握しながら
改善していくのが重要です。
まとめ
1.『リスティング広告』の費用対効果としては、「ROAS」を継続的に伸ばす
2.『リスティング広告』の費用対効果を高める方法としては、いかに削減できる箇所を探すか
3.『リスティング広告』以外でできる費用対効果としは、ランディングページの改善にある
本日のブログで、『リスティング広告の費用対効果』を考えていただければと思います。
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この記事を書いた人
- マーケター A.A
- 上級ウェブ解析士をはじめ、ウェブマーケティングに関する資格を多数保有。確かな分析スキルでポータルサイトやECサイト、リスティング広告の効果測定まで、幅広い案件を行う。